皮むき間伐

先日取引させていただいている材木店㈱マルユーさんの展示場で七福の会主催の歌や踊りを長男と見に行ってきました。

七福の会というのは新潟に皮むき間伐を広める為に作られた会だそうです

杉や桧の根元に皮の部分だけ切れ目を入れて、皮をむき、半年ほどしたら切り出すそうです。

その方が水をたくさん含んだ木より軽くなり持ち出すときに楽で運びやすくなります

間伐がなぜ必要かというと里山や森は木が多すぎます。密度が高いため日光が入らず地面の植物が成長できないため、動物たちの食べ物も少なくなってしまいます

それにより熊や猿などが人間の住むエリアにまで降りてくるようになり、いろいろな被害が増えています

間伐というのは里山や森だけではなく私たち自身にも必要なことだと私は思います

近年、コストダウンで外国産の木材を使わざるを得ないハウスメーカーや工務店が多いようです

外国の森からわざわざCO2をばらまきながら運んでこなくでも新潟にはたくさんの杉があります

間伐と植林をバランスよくすれば、里山や森が喜んでくれると思います

私も七福の会の方やマルユーさんと一緒に間伐を新潟に広めて行きたいです

ちなみに新潟県は新潟の杉(越後杉ブランド)を使うと10万円~40万円(使用量による)の補助金が出たり、住宅ローンの金利が下がる制度があります

新築やリフォームをお考えの方は、ぜひ新潟の杉を使って里山や森を喜ばせましょう!